季節のセルフケア・養生

寒い時はお灸が恋しくなる

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寒暖差の激しい日々。気温が10度以下になる日もあれば、20度近くになることも。

あったかい日があると、寒い日は余計に寒さが身に沁みます。

そんな時は、お灸!

お灸のメカニズムを知って、寒い日も体のポカポカを味わいましょう。

UnsplashKatherine Hanlonが撮影した写真
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お灸とは

そもそもお灸は、ツボといわれる体のポイントに熱を加えることで、身体の不調を緩和する東洋医学の治療法です。

諸説ありますが、日本へは遣隋使や遣唐使によってもたらされたとも言われています。


お灸に使われる「もぐさ」の原料は、「よもぎ」です。

「よもぎ」の葉っぱの裏をみたことありますか?

白色のケバケバがありましす。

そのケバケバまとめたものがお灸の原料です。

よもぎは古来から医療用に用いられた薬草です。

時代とともに医学は進歩しましたが、お灸は現代においても用いられる医術です。

ツボを温めることによって血行が改善し、自然治癒力が上がります。

肩こりや目の疲れ、腰痛 など、さまざまな症状が緩和される効果があります。

ちなみに。お風呂に入ったほうが、ツボも含めて全身を温めることができていいんじゃない?ともおもうのですが…

全身に点在しているツボに、断続的に温熱刺激を加えることで、自律神経の働きをよくしてくれるのです。

自律神経の副交感神経と交感神経の働きを交互に刺激すると自律神経の働きそのものを根本から活性化できるのです。結果的に、免疫力を高めます。

寒いときのお灸といえば「如月の灸」

旧暦の2月2日と、8月2日にお灸をすえると、いつもの何倍もの効果が期待でき、無病息災で暮らせるというものです。

2月2日は「如月の灸」、8月2日は「後の二日灸」ともいいます。

2023年は2月21日が旧暦の2月2日にあたります。

ちなみになぜ旧暦の2月2日なのかというと、旧正月にあたり、新年のお灸初めになるからです。

そして、年が明けてから「七草粥」や「小豆粥」をたべるのと同じで、寒さで受けた身体のダメージを労わるのに適した時期なのかもしれません。

お灸は慣れれば自分でもできる

ツボの場所とお灸の使い方さえわかれば

だれでもお灸の恩恵が受けられます!

最近では、火を使わず煙もないお灸もあります!

たくさんの種類があるので

自分にあったお灸をさがしてみましょう!

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