妊娠・出産期

『妊娠中の明らかな糖尿病』妊娠中〜産後1年までの経過まとめ

この記事は約3分で読めます。

39歳初産婦。

妊娠25週頃の糖尿病のスクリーニングでひっかかり、妊娠27週で『妊娠中の明らかな糖尿病』の診断をされました。

*『妊娠中の明らかな糖尿病』…明らかに妊娠前から糖尿病だったけど、妊娠の時に初めて指摘された人

最終的には無事に出産もできて、1歳になった息子くんも元気に保育園に通っております。

産後1年経ったことで少し精神的余裕も出てきました。

妊娠中から産後1年までの経過を糖尿病中心にまとめておこうと思います。

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妊娠〜産後1年の経過

妊娠27週から糖尿病内科に今も定期的に受診しています。 

HbA1cと空腹時血糖

HbA1cは1〜2ヶ月間の血糖コントロール状況をあらわします。

ということは、27週で糖尿病内科を受診しているのですが、その時点でHbA1cが6.7%あるので最低でも19週あたりから血糖は高かったのでしょう。胎盤が完成するのが14週ぐらいからなので、徐々に血糖値も高くなってこのようになったと考えられます。

値正常化を目指す際の目標:HbA1c6.0%未満。

合併症予防の為の目標:HbA1cの目標は7%未満、対応する血糖値を空腹時血糖値130mg/dl未満、食後2時間血糖値180mg/dl未満を目安とする。

糖尿病内科を受診したその日から、インスリンを使うことになりました。

医師から、『看護師さんでよかった』と言われました。

医療知識や経験がないと、インスリンの導入を怖がる人が多いそうです。

そりゃそうですよね。

血糖測定やインスリンの自己注射…針も使いますし、覚えないといけないことがたくさんあります。

そして、覚える前に、『自分が糖尿病である』という事実と『子供は大丈夫なの?』という不安と向き合って受け入れないといけないから。

私の場合は、『自分が糖尿病である』という事実は、糖尿病内科に紹介された時点で気がついていましたし…

インスリン使用してうまくコントロールすれば子供もなんとかなる…という知識は持っていました。

あと、看護師なので血糖測定も自己注射もできます。

自分に刺すのは最初は勇気がいりますが、何回かの練習でなんとか克服できました。

おかげで、次の週には空腹時血糖は正常化できていたので安心しました。

ただ…

インスリンの量は徐々に増えて、最終的には出産前日までに一日に100単位ぐらいはインスリンを使用していました。

妊娠もしていない普通の状態なら、インスリン100単位とか注射したら死にますね。

それくらいの信じられない量のインスリンを使用していました。

血糖測定は、途中から『リブレ』を使用していましたので、痛い思いをする回数が減ってありがたかったです。

尿糖

尿糖は血糖が180mg/dlを超えると出てきます。

インスリン使用後は、なんとか血糖値が下がって尿糖も無くなりました。

体重

そもそも、人生で1番太っている時に妊娠しました。

なので、体重が増えるいっぽう。

一応、助産師さんから言われた目標体重より増えることはありませんでしたが…

呼吸をするのが辛かったです。

産後半年ぐらいまでは順調に体重が減ったのですが、その後は緩やかに増えています。

直視したくない事実の一つです。

妊娠糖尿病は糖尿病発症のリスクが高い

産後1年の段階で、もう妊娠中のホルモンの影響はないのです。

ということで、現状では『境界型糖尿病』ということになり診断を受けました。

まずは産後に体重がまた増えつつあるので痩せる必要がありますね。

脚の筋力が少し足りないのと、お腹の皮下脂肪が分厚いので。

散歩(脚に負荷がかかるように階段がある道など)などを、まずはやっていこうと思い始めました。

最後に

産後1年で、血糖値や体重の推移を見直しました。

直視したくない事実がいっぱいです。

今後、本格的に糖尿病を発症しないように気をつけていこうと思います。

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