全てのものには陰と陽という側面がある
陰と陽という考え方は2000年以上昔からある
陰陽説
という東洋の思想です。
全てのものが、相対的な概念の下にできている…わかりにくいw
例えば…
「暗い」は陰、「明るい」は陽。「女性」は陰、「男性」は陽。「月」は陰、「太陽」は陽。
こんな感じで、対応するものが別にあって、相対的だからこそ1つだけとかは絶対にないというのが根底にありそうです。
世界の物事を大まかに「陰的なもの」「陽的なもの」の二つに分けてしまえ!!!
ということで、便利な言葉として「陰と陽」として表現しています(実に東洋的w)
なので、陰陽説では「世界のすべては陰と陽に分けられバランスを保っている」というのが前提になっています。
例えば、健康や活動面では…
「休息」は陰、「活動」は陽。「夜」は陰、「昼」は陽。
昼間に活動をすれば、夜間の休息が必要です。
陰(夜間の休息)は陽(昼間の活動)をメンテナンスをするための大事な役割をしています。
自律神経だって分かれます。「副交感神経」は陰、「交感神経」は陽。
陰と陽がどちらか強すぎてもバランスを崩します。
交感神経で目がギラギラの人なんで、何日もギラギラしてられません。いつか倒れます。
極端にまとめてしまえば、陰と陽のバンランスが取れていれば「健康」ということです。
↑陰陽太極図…見たことありますよね?結構、マークみたいな感じで良く見かけます。
これが陰と陽のバランスが取れた状態なのです。
陰の重要性
陰というとあんまりイメージが良くない感じもあるけど、陰は無くてはならないものです。
陰が下支えしているからこそ、陽が成り立ちます。
例えば…陰は活動に対する休養、つまりメンテナンスの意味があり、活動するするためには欠かせないのです。
「陰主陽従」という原理原則
陰が重要なんだよーというのを説明するのに使われる言葉として「陰主陽従」という言葉があります。
特に健康面における陰と陽では「陰主陽従」というのが大切になってきます。
陰がしっかり安定していないと、陽のパフォーマンスが発揮できないのです。
健康面ではないけど…よく例えられるのが…
陰は女性、陽は男性なので…
家族の中で、女性が家庭での生活が安定していると、男性は外でしっかり働ける!!!
現代にはあってなさそうな例えですが…そうではなくて。
女性はもともと基本の陰的なものなので、陽的な男性をコントロールしているということなのです。
確かに、母親の状態は家族にかなり影響します。良くも悪くも。
私はこの例えを聞いていつも思い浮かぶのは…
大きな会社の男性経営者を夫とする、外では地味な女性w なんてね