妊娠・出産期

産後の過ごし方〜床上げとは〜

この記事は約4分で読めます。

出産からやっと3週間と少し経ちました。3-4時間おきの赤ちゃんのお世話と慢性的な寝不足に少し慣れてきました。

産後に戸惑ったこと…

たくさんのお祝いのお言葉とともに「産後の身体は大切に」「まずはゆっくり休んでね!」とたくさん声をかけていただきました。

でも、具体的にはどういうことなの?どうしたらいいの?「床上げ」ってなに?と思い、産後はどうしたら良いのかを調べてみました!

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【床上げ】産後の体の状態

経膣分娩でも帝王切開でも、子宮で大きく育った赤ちゃんが生まれたあとに子宮が元の大きさに戻るためには個人差はありますが8週間ぐらいかかります。また、悪露(おろ)も1か月健診頃まで続くこともあります。

さらに出産時には体のあちこちに負担がかかります。出産して数日はアドレナリンが出ているで気がつきにくいですが、その後に筋肉痛などもでて倦怠感が強くなったりします。

産後には子宮収縮の後陣痛の痛みあり、帝王切開ならば傷の痛みも追加されます。

出産前の状態とは大きな違いを感じることが多いうえに、赤ちゃんのお世話・授乳などで睡眠不足も重なります。

つまり、産んでしまえば楽になるというより…

妊娠中とは違った形で体に負荷がかかります。

【床上げ】床上げの時期と産後の過ごし方

「床上げ」の時期は、布団に横になっている生活から少しずつ生活をいつものように動きはじめる時期とされ、だいたい産後3週目とされています。

出産後は多くの方が1か月健診で久しぶりの外出をするので、産後3週をすぎたころから外出の準備のために少しずつ体を動かしたりします。基本的に家事についてはパートナーやほかの家族が担当することをおすすめします。

できれば出産して退院したあとの3週間はできるだけ自分の身体を休ませることと、赤ちゃんのお世話を中心として過ごします。3週間をすぎたら、無理せずに少しずつできる範囲で家事をやっていくことをおすすめします。

【床上げ】産後すぐに動くデメリット

産後1ヶ月頃までは、激しい動きや長時間立ちっぱなしになることで、免疫の低下や細菌感染のリスクを高めてしまいます。また、この時期に無理をすると更年期障害が重くなるなどのリスクがあります。

【床上げ】動きすぎたかも?と思う時は

産後に疲れを感じたら、まずは睡眠!!

赤ちゃんが寝てる間に、一緒に横になって寝てしまうのが1番睡眠を確保しやすいです。

また、しっかり水分補給と食事をとって回復に努めましょう。

【床上げ】疲れを放置するとどうなるか

体に負荷がかかり続けるため、更年期障害が早く来たり、症状が重くでたりする可能性が高くなります。
さらに疲れがとれずに体調不良が長引くことで、社会復帰の遅れや自律神経・ホルモンバランスの乱れ(食欲不振、異常発汗、起き上がれないほどの疲労感が続くなど)が出てしまうこともあります。

【床上げ】実際はどうだったか

私の場合は…

帝王切開だったこともあり、傷の痛みと子宮の収縮の痛みがなかなか辛かったです。痛み止めを2種類内服しながら退院しました。退院後は、赤ちゃんが寝てる間に諸々の申請や届出の書類の準備が終わらせて、疲れたら赤ちゃんと一緒にお昼寝をしていました。申請関連が終わった頃には、旦那さんが育休に入ったおかげで赤ちゃんのお世話と自分自身のお世話に時間を使える状態になりました。

食事は両親達が、温めたら食べれる状態のものを持ってきてくれたり…出前をとったり…

掃除や洗濯は、育休中の旦那さんが頑張ってくれました。

当初の予定では、私の母が泊まり込みで来てくれて家事をしてくれる予定でした。でも、近くに住んでいるわけでもなくいつも家事を頼んでいるわけでもないので、産後の体がきつい時に説明したりとかする余裕もなく…結局、断ったのです。妊娠中からなにかしら頼っておけば産後の準備になったかなぁと思います。

旦那さんが育休を取れたので、本当に助かりました。旦那さんの育休がなかったら…想像するだけで恐ろしいです。

【床上げ】最後に

「床上げ」は産後3週ぐらいを目処に、少しずつ家事などをはじめながら通常の生活にもどるリハビリを開始する目安です。家族構成や近くに両親が住んでいるかなどの要素で状況は変わってくるとは思います。産後はできるだけ、自分の体の休養(まずは睡眠と食事)と赤ちゃんのお世話に集中できるように、妊娠中からの準備をしておくことがカギになります。特に、実母や旦那さんなど直接的に動いてもらう人達にはなにをどうしてほしいかなど具体的に打ち合わせをしておくとよいかと思います。

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