妊娠・出産期

妊娠中の明らかな糖尿病<前編>

この記事は約3分で読めます。

妊娠中に糖尿病になってしまいました39歳初産婦です。

勝手に高血圧になるだろーなーと思っていたのですが、まさかの血圧ではなく血糖。

私は看護師ではあるのですが…知識はあれど経験がないので、自分のためにも復習しつつまとめていこうと思います。

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私の状況

今回の妊娠で糖尿病の管理のために血糖測定をしながらインスリン(血糖を下げる唯一のホルモン)の自己注射をしています。糖質制限などの食事療法も。

とりあえず、出産が終わるまでは続きます。

妊娠25週頃に糖尿病のスクリーニングを受けました。

それにひっかかってしまいました。。。

あれよあれよと言う間に、糖尿病専門医のいる糖尿病内科(以下、糖内)を受診することに。

そして以下の2に相当する「妊娠中の明らかな糖尿病」という診断を受けてしましました。

妊娠中の血糖異常の3つのタイプ

1、妊娠糖尿病:妊娠の時に起こる血糖異常

2、妊娠中の明らかな糖尿病:明らかに妊娠前から糖尿病だったけど、妊娠の時に初めて指摘された人

3、糖尿病合併妊娠:元々糖尿病の人が妊娠した場合

妊娠中の糖尿病を私はどのように理解したか

妊娠するとお母さんの体には胎盤という臓器が出来上がります。

その胎盤からインスリンを効きにくくするホルモンが出ています。

お母さんがいくらインスリンが分泌されていたとしても、胎盤が大きくなるにつれてインスリンが効きにくくなるので、インスリンの自己注射をしながら血糖を調整していくわけです。

お母さんの血液にあるあまり余った糖は、胎盤を通過して赤ちゃんに運ばれます。

でも、お母さんのインスリンは胎盤を通過できないのです。

赤ちゃんは自分自身で膵臓からインスリンを作って糖の量を調整するのです。

インスリンは成長因子なので、赤ちゃんが成長しすぎたり(巨大児)、生まれた時に合併症(低血糖など)を引き起こしたりします。

私は看護師として最低限の医療知識はあると思っているのですが。。。

この状況を理解して、家族に説明して協力を得るのには少し時間がかかりました。産科や糖内の医師に何度も質問しました。

この時、医療とは全く関わりのない生活をしている妊婦さんたちはどうやってこの状況を受け入れているのだろうと思ってしましまいました。

妊娠糖尿病は糖尿病のリスクがある

妊娠糖尿病患者のその後の経過を見ると20年後までに40%が糖尿病を発症するそうです。最終的には80%近くが糖尿病になるという資料もありました。

でも、3ヶ月以上の母乳栄養をすると糖尿病の発症を半分ぐらいには抑えることができるようです。 

救いがあってよかった!!!

とりあえず。。。

出産しないことにはどうにもならない状況ではあるので、まずは出産を頑張ろうと思います。

そして、産後は可能なかぎりの母乳栄養と産後ダイエットをやってみようと思います。

何を隠そう。。。

今までの人生の中で1番に体重が増えている時に、妊娠をしてしまいました。

どうせなら、痩せてから妊娠したかった。。。

ここは嘆いてもしょうがないので、産後に頑張ろうと思います。

幸いにも?今の食生活はダイエット向きなので、運動を取り入れればなんとかなるでしょうか!と楽観的に考えています。

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