※2022年7月頃の第7波の時の話です。今後、感染症法分類などの変更や住んでいる場所などにより妊婦への対応は変化していくと思いますので、参考までにお願いします。
私の状況
妊娠して、5ヶ月目(16週ごろ)。
コロナ感染してしまいました。
今思えば、当時は第7波の最初。
まだ、私には胎動はわからず。でも、ギリギリ安定期に入ったころでした。
咽頭痛から始まり、次の日には発熱と咳。
運よく受診枠が取れて、次の日に近くの病院でインフルエンザとコロナの検査。
コロナだけ陽性でした。
旦那さんも念のため同じ検査をしましたが、どちらも陰性でした。
療養先をどうするか
陽性確定してから、自宅療養を開始しました。
保健所と通院している産科から毎日の電話でフォローしてもらい感染確定日から2日後ぐらいにはホテル療養になりました。ホテル療養中も産科からは毎日電話でフォローしてもらい、必要時は産科受診をさせてもらいました。
咳が止まらなくて。お腹に力は入れたくないし。でも、咳は出るし苦しい。咳をすればお腹も張る。
そんな状況でした。
保健所からは自宅療養でもよいと言われましたが…
「なにかあったら救急車を呼んでください!」の「なにか」の判断基準がよくわからなくて…
しかも、世間は救急車も来てくれるのかわからないぐらいの感染者数と自宅療養者数でした。
結局、医師や看護師が常駐しているホテル療養を希望しました。
部屋の外にもほぼ出れない不自由を天秤にかけても、内線一本ですぐに医療者に相談できるのは安心を取りました。
案の定、ホテル療養を開始した週末には、総合病院などの救急外来は救急車を断っていましたね…
妊婦がコロナ感染してしまうと、産科や病院受診のハードルがかなり高く…
ホテルに待機している医師と産科の医師と市の担当の方が病院受診を調整し、市の車で連れて行ってくれる…
途方もない人数の方が連携してくれます。
たくさんの人に迷惑をかけるけれど、来てくれるのかわからない救急車より安心を取りました。
療養先のホテルにて
ホテル療養が決定したら、市のスタッフがお迎えにきてくれます。乗り合いだったのですが、私の他にも妊婦さんがいました。とても不安そうだったので、看護師として話しかけそうになったのですが…きっと私も同じような顔してるんだろうなと思い、思いとどまりました。咳しながら、話しかけられてもですよねw
ホテルに着いたら体温計などの配布を受け、部屋に車椅子で送ってもらったのですが…
用意されてるベットのシーツなどを自分で整えたりしないといけないのですが…
少し動くとお腹が張る…
熱はないのに…
スーツケースを眺めるのがやっと…
ベットのシーツさえ自分で整えられない。
なかなかな敗北感w
結局、ホテル待機中の看護師さんにお願いして全部やってもらいました。
初めての患者体験でしたw
そして、ホテルのご飯はお弁当なのですが…最初のお弁当は…
まさかの焼肉弁当w
熱は下がってはいるとはいえ、笑いしか出なかったですw
元気な時には嬉しいお弁当なのですが、流石に1くちで終わりました。すいません。
その後の毎食3食のお弁当は、ふつうでした。
ホテル療養者の中には、妊娠中だったり、発熱が続いている人もいる様子で。
なので、つわりで食べれない人もいたりするようでゼリーなどもストックがあってそれもいただけました。
結局、ホテル療養中に病院受診を2回しました。
とりあえず、数値上やエコー上は問題なかったので入院にはならず、ホテル療養を継続。
出血とかあったとしても、まだまだ妊娠中期。
今、何かあったとしても流産するしかない状況であることは明らか。
そんな覚悟をしながら過ごしていましたが、なんとかお腹にしがみつき続けてくれました。よかった。
ホテルを退所
なんとかコロナ陽性確定日から10日で、ホテルを退所。
身体が元気になると、1日ホテルの部屋に閉じこもるのは地獄ですね。テレビも飽きるし。ご飯も飽きるし。ご飯とお風呂が唯一の楽しみになってました。
結局、症状として咳だけ残りました。でも、退所の頃にはお腹に力をかけずに咳をする方法を編み出していたのでなんとかなるかなーと思って自宅に帰りました。